キャバ嬢経験を積んで、そろそろ次のステップに進みたいと思っている方、自分でゼロからキャバクラを開業してみるのはどうですか?
開業って言うとかなり難しそうに聞こえるかもしれないですけど、実はキャバクラを開業することって、キャバクラ知識のあるキャバ嬢やボーイならそう難しいことじゃないんです。
キャバクラ経営なら年齢を気にせずに働けるし、成功すればかなりの収入も見込めます!
今回は、キャバクラ経営のために知っておきたいことの、超基礎編ということでわかりやすく解説していきます。
キャバクラを開業するまでの手順
キャバクラを開業するまでの手順としては、まず店と人を用意して、営業許可を取ること。
開業するまでにやらないといけないことを、ここで簡単に紹介していきます。
最低限これらのことをやらないと、違法営業になったり、開店してもすぐに経営が成り立たなくなってしまうので気をつけてください!
引用:https://www.pokepara.jp/tokyo/m7/a10038/shop8686/
どの風俗営業の許可が必要か
広い意味で言えばキャバクラも「風俗店」として分類されるので、開業するためには諷詠適正化法という法律の下、営業許可を取らないといけません。
その風俗営業にも「1号営業」から「8号営業」まで種類があるんですけど、キャバクラの場合は「2号営業」ですね。
2号営業の許可を取れば、接待、つまりお客さんの横に座って接客することと、お酒をはじめとした飲食物を出すことが可能になります。
この営業許可を取らずに開業してしまうと、2年以下の懲役または200万円以下の罰金が課せられてしまうので必ず取ってください!
店舗の立地を決める
次は店舗の立地です。
店がなくては開業はできませんよね。笑
風俗営業の許可を取ることができるエリアは限られているので、まず許可取りが可能なエリアに店舗を確保しないといけません。
(基本的に病院や学校の100メートル以内のエリアは許可が取れず、キャバクラ経営はできません。)
そういう事情もあり、キャバクラは基本的に許可取りが可能な繁華街に店舗が密集している、という事情もあるんですよね。
これは一種の豆知識ですが。
人が集まりやすい繁華街の方が集客も見込めるので、へんぴな場所を選ぶのではなく、店舗が密集している許可取りが可能な場所を選びましょう。
スケジュールと予算を組む
店舗を確保したら、具体的なスケジュールと予算を決めて開業準備をすることになります。
考える順番としては「どんな店にしたいか→予算→日程」の順番で考えるとスムーズに計画を立てやすいですね。
まずはどんなお店にしたいか、具体的に考えるところから始めてみてください。
どんなキャストを選んで、どんなお客さんにウケるお店にするのかを具体的に考えてみてください!
それによって、内装の雰囲気とかも違って来ますよね。
どんな設備を用意すれば良いのかも見えてくるかもしれません。
そうしたら、次に予算はどれくらい掛かるのかを計算して、まずどれくらいの資金を調達するべきなのかを考えていきましょう。
そして最後に内装工事や求人を出すタイミングなどのスケジュール調整です。
ひとつずつ、具体的に開業準備を進めていってくださいね。
開業資金の確保
ここで予算を具体的に計算したので、実際に開業資金の確保をしましょう。
一般的に、キャバクラの開業資金は最低でも500万円は必要だと言われているので、最低限それくらい、店舗の規模によってはさらに多めに用意する必要があります。
それから、残りの足りない分は有志から資金を集めたり、公的有志制度を利用して低金利でお金を借りるなどして調達しましょう。
正直、店舗費用(店舗の借り入れ・購入のための初期費用)が一番出費が掛かりますね。
そこにさらに内装外装費用、宣伝費などなど様々な資金が掛かるので、余裕を持った資金計算をしておいた方が良いです!
ただ、店舗改装費用は、居抜き物件などを利用することでかなり総工費を抑えられるので、安く抑えたいなら居抜き物件を選んで元からある設備をそのまま利用するのがオススメです。
物件の確保と内装の準備
「店舗の立地」で紹介した風俗営業可能なエリアに物件を確保して内装の準備を始めましょう。
実は風俗営業の許可どりをする上で、床面積や部屋数、窓の位置などに様々な条件があるので、お店のイメージと風俗営業のルールを照らし合わせながら、慎重に作っていく必要があります。
内装が出来上がってから風営法違反だったと気づくと、予算もスケジュールも大幅に無駄になってしまいますしね…。
スタッフやキャストの求人
粗方お店が出来上がったところで、求人を出しましょう。
キャストもボーイもお店に欠かせない存在なので、慎重に選ぶと同時に、スタッフ教育も自分で行いましょう。
オープンしてから一番コストが掛かるのが人件費です!
なので、人件費に対して売り上げをバンバン取れるように、面接のときは元キャバ嬢の経験を活かして、売れそうなキャストをたくさん採用してください。
特に、求人の出し方にはかなり工夫を凝らすことをおすすめします。
元キャバ嬢オーナーを売り出すのなら求人にも堂々と「元キャバ嬢が店長です」と書いたり、良いキャストをたくさん入れたいなら少し時給を高めにしたり。
新規店は話題性がある分、オープニングキャストの質で今後のお客さんの入りが変わってくるので、人材育成とキャスト選びはかなり重要ですね。
キャバクラは比較的開業しやすい
キャバクラは、特に元キャバ嬢にとっては特別な知識が必要なく、特に元々キャバクラやスナックとして営業していた居抜き物件を利用すれば比較的簡単に開業できます。
なので、実はカフェの開業よりもキャバクラの開業の方が、案外簡単だったりするんですよね。笑
ただし、開業できたらそこで終わりではありません!
開業してから、高い売り上げをキープしながら経営し続けることはとても難しく、それなりの経営手腕が必要となります。
その結果が、キャバクラを開業してもすぐに売り上げが低迷して引き払われた居抜き物件たちです。笑
居抜き物件が多いっていうことは、裏を返せばその分閉店したキャバクラも多いっていうことですよね…。
ただ、キャバクラ経営も軌道に乗ればそこまで考えずともお客さんがコンスタントに来てくれるので、上手くいけば楽に稼げます。
もちろん元キャバ嬢だけでなく、元ボーイなど、キャバクラ営業の現場を知っている人も、キャバクラ開業で有利です!
まとめ
キャバクラ経営をすることは、キャバ嬢やボーイにとって実はとても有利なビジネスなんです。
そのキャバクラ開業の際の注意点について最後にまとめます!
- 風俗営業の許可取りは必ず必要!
- 営業時間や内装の条件をクリアできるよう、準備は綿密に
- 店舗の構想や予算、スケジュールは早い段階で具体的に決めておく
- 開業資金はできるだけ余裕を持って用意するべき
- 居抜き物件を利用すれば開業資金はかなり抑えることができる
- 人材選びは店の売れ行きを左右するので面接は慎重に!
現場を知っている分、キャバ嬢やボーイのキャバクラ開業は有利な部分が多いですが、一方で経営することはとても難しく、ある程度経営者としての手腕も問われます。
なので開業するときは、お客さんに長く通ってもらえるように、様々な試行錯誤もしながら経営していってください!